やってはいけないと教科書などで
言われていることを次から次へと
やらかして、自暴自棄に
なってないだろうか?
その独自のシックスセンスに基づいた
クソトレードをやめて、
勝てるテクニカルチャートパターンを
暗記すれば多少なりとも利益を確保
できるはずである。
ということで今回は、
FXで勝てるチャートパターンを
ランキング形式でご紹介したい。
12位 ダブルトップ(ダブルボトム)
三尊と同様古典的なフォーメーション。
教科書通りのパターンがそのまま
表れることは少なく、長いヒゲを伴った
だましとセットであることが多い。
ネックラインブレイクでの
エントリーが基本だが、これ単体を
根拠としてエントリーするのは
むしろ避けたい。
出現度…中
勝率…低
リスク…高
ドテン…✕
おすすめ度…D
11位 トライアングル
右下がりの線と左下がりの線を適当に
引けばトライアングルの完成であり、
通貨ペアや時間足にかかわらず
そこらじゅうで出現を確認できるため、
信頼度は低いと言わざるを得なく、
大口のだましによく利用されている。
つまり下の図のようなシンプルなブレイクで
勝てるのは稀だと思った方がいいだろう。
トライアングルラインへの4回目の
アタック時にブレイクが起こることが多く、
それがだましだった時にようやくチャンス、
と覚えておこう。
出現度…高
勝率…低
リスク…中
ドテン…△
おすすめ度…D
10位 三尊(逆三尊)
別名ヘッド&ショルダー。
よく知られていて簡単に認識できる
古典的な形である。
ただしこの形ができそうだからと言って
教科書通りに動くかと言えば
そんなことはない。
左肩ネックラインのブレイクは
だましになりやすく、これのみを根拠に
トレードするのはたいへん危険。
ただ三尊が完成したときの爆発力は高く、
4時間足以上の時間足で形成された場合は、
長期ポジションを持つことで
ビッグトレードが期待できることもあり、
完全に無視することはできない。
三尊で負ける人は、たいがい左肩の
下落途中で押し目買いを狙って
エントリーしてしまい、取っ捕まって
何もできないままストップロスを
食らって終わるのがデフォ。
出現度…低
勝率…低
リスク…中
ドテン…✕
おすすめ度…C
9位 チャネル 押し目買い(戻り売り)
上昇チャネル切り上げラインで押し目買い、
あるいは下降チャネルの切り下げラインで
戻り売りというのは、教科書にある
トレンドフォローそのものであり、
初心者が真っ先に覚える基本中の
基本であるが、これがびっくりするほど
勝てないのである。
この形は、時間足や通貨ペアに
こだわらなければ、そこら中に
あふれている形であり、いつでも狙える。
わざわざ狙う必要もないと思うが、
チャネルのレンジが50ピプス以上あるなら
それなりに値幅が取れるため
狙ってもいいかも。
エントリーするなら3回目の
ラインタッチを狙いたい。
1回目、2回目のラインタッチでは
チャネルかどうか判断できず、
4回目以降のラインタッチは、
いつブレイクしてもおかしくないからだ。
出現度…高
勝率…低
リスク…中
ドテン…✕
おすすめ度…C
8位 ボックスレンジ逆張り
レンジ幅が50ピプス以上あるのであれば
十分な値幅が取れる。
逆張りが効き、指値注文も有効であるため、
いちいちチャートを見るのが面倒だという
怠け者トレーダーにはうってつけの
チャートパターンである。
様々な通貨ペアでこの状況が
発生しているため、エントリーチャンスに
困ることも少ない。
ただし、だましも考慮してそれなりの
損切幅を確保しなければならず、
負けた時の損失は大きくなりがち。
1回目及び2回目の水平ラインタッチは
見送り、3回目でエントリーすること。
尚、4回目以降はブレイクの可能性が
高まるため危険。
損失方向へブレイクしたときに備えて、
損切り注文は確実に入れておくように。
また、雇用統計等の重要な
経済指標を直前に控えている場合は
早々に手じまいすること。
出現度…高
勝率…中
リスク…中
ドテン…△
おすすめ度…B-
7位 中期トレンド形成中のレンジブレイク
中期トレンド途中の極めて狭いレンジは
東京時間に形成されることが多い。
東京時間中にブレイクすれば
素直に伸びるが、欧州初動までもつれると
逆方向にふっとぶこともある。
また、重要なレジサポラインで
形成されることも多く、損切幅を狭く
設定できるため狙う人も多い。
ただし過信は禁物。
出現度…中
勝率…中
リスク…低
ドテン…〇
おすすめ度…B
6位 レンジブレイク
20ピプスほどの狭い水平レンジを
形成してから、一方向にブレイクした
パターン。
最初のブレイクはだましであることが多く、
エントリーを見送らなければならない。
仮に行ってしまったらサヨナラである。
万が一、2回目のブレイクも
だましだった場合、ドテンが効く。
リターンは待たずに飛び乗っていい。
リターンが来たらむしろ
ナンピンチャンスだと思え。
初心者御用達のチャートパターンで
水平線活用のいい勉強になる。
FX初心者あればこれだけを狙っても
いいかもしれない。
勝率は高く、リスクは低いため
狙う価値ありだが、上位足の
サポートラインやレジスタンスラインには
要注意。
出現度…低
勝率…高
リスク…低
ドテン…〇
おすすめ度…B+
5位 カップ&ハンドル
東京時間から欧州時間への
切り替わりタイミングで
見かけることがある形。
弧を描くようなチャート形状で、
直近高値を更新していったんリターン後、
ドライブをかけて急上昇していく
お決まりのフォーメーションである。
バックに強いファンダメンタルズの
裏付けがあれば積極的に狙っていこう。
ただし、相場が動く材料がなくて
方向性を見失っているときにも
出やすいというのがたまにきず。
その場合は形に意味はなく、
ただダラダラと右に進むだけなので
メンタルをやられるため注意したい。
出現度…中
勝率…中
リスク…中
ドテン…✕
おすすめ度…B
4位 ダイヤモンド
ダイヤモンドはめったに見れない
フォーメーションである。
特に取引量が多いユーロドルや
ドル円などの通貨ペアでは
ほぼお目にかかることはなく、
ポンドドルなどでごく稀に
見かける程度である。
完成するまで識別が極めて困難であり、
ダイヤモンド左側はトレードするには
あまりにも難しい拡大トライアングル。
複数回往復ビンタの大惨事にもなりえるため
十分な注意が必要。
右側ダイヤモンドの最終ポイント近くでの
エントリーは極めて勝率が高く、
十分な値幅が狙え損切幅は最小限という
理想的なリスクリワードトレードができる。
出現度…極低
勝率…高
リスク…高
ドテン…✕
おすすめ度…A
3位 三尊崩れ
三尊完成、と思った瞬間逆行し、
ストップを狩りまくって上昇する
大口による小口狩りフォーメーション。
15分以下の短期足であれば、
むしろ三尊よりも信頼度が高いと言える。
トレーダーの損切注文がいかにも
溜まっていそうなところで
発生しやすいため、トレーダーとしても
読みやすい。
形を覚えておいたうえで、
積極的に狙っていきたい。
利確の目安は直近の高安になるため
大きな値幅を期待するのは
難しいかもしれない。
出現度…中
勝率…高
リスク…中
ドテン…△
おすすめ度…B+
2位 ダブルトップ(ボトム)崩れ
ダブルトップが完成しそうな勢いで
チャートが形成されてきたが、
そこから先がすっきり決まらず
グダるパターン。
グダっている間に新規ポジションと
損切り注文を蓄え、逆噴射を狙う
小口狩りフォーメーション。
短期足、長期足に限らず
よく見かける形であるが、
負ける人は毎回これに引っかかる。
見極めできれば勝率は高く、
値幅も大きいため覚えておきたい
オススメの形。
出現度…中
勝率…高
リスク…低
ドテン…✕
おすすめ度…A
1位 チャネルブレイク
FXにおいて、最も狙いたい
チャートパターンであり基本中の基本。
上昇チャネルであれば、
安値切り上げラインをブレイクした後の
リターンムーブをしっかり待って、
満を持してエントリーしたい。
リターンムーブが思いのほか伸びて、
その後長い上髭になった場合は激熱である。
4時間足や日足などで出現すれば
大チャンスだが、15分足くらいであっても
そこそこの信頼度であり、値幅も十分。
デイトレ、スイングにかかわらず有効な
チャートパターンなため押さえておきたい。
出現度…中
勝率…高
リスク…中
ドテン…△
おすすめ度…A
チャートパターンは、あくまで
最大公約数的な模範解答に過ぎず、
暗記したからといって
すぐに勝てるわけではない。
しかしながら、チャートパターンに
基づいたトレードをしてみて
初めて見える世界というものも
確実に存在する。
クソトレード無限ループから
脱却するためにも、まずは
チャートパターンを暗記し、
デモトレードなどで検証してみることを
強くオススメしたい。
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