エントリータイミングは完璧、バックには強力なファンダメンタルズもある。だから上がるはずだ!と思ってロングしたポジションがまさかの下落。損切ポイントににぴったり付けてから昇竜拳。FXをやっていたら一度は必ず経験するシチュエーションです。
FXについて知識が豊富で十分な資金量がある人であっても百戦百勝はあり得ません。どうしても運で決まる部分があるからです。
雀聖 阿佐田哲也が鉄火場で最初に覚えたことは、「すべてがうまくいくことはあり得ない」ということだそうです。どんなに努力をしてもFXでは負けることがあります。百戦百勝はありえませんが、百戦百敗は全然あり得るのがFX。それだけ厳しい世界です。
だからと言ってFXは負けるのが当たり前だから、たまに勝てればそれでいいやという気持ちでやれ、と言っているわけではありません。負けは、どうして負けたのかということを真剣に考えるチャンスと認識しなさい、ということです。
負けたときは悔しくて、負けた原因を研究する余裕がないという気持ちはよくわかります。マウスを放り投げ、頭を掻きむしり、大声で叫びたくなる気持ちをグッと抑えて自分の負けに向き合うのです。
このままでは一生負け組です。なぜ負けたのか、よく考えてみましょう。
FX計算ツール負けには何かしらの理由があります。もちろん、完全な運負けの場合もあるかもしれませんが、その運勝負にエントリーしたのは自分なのです。その原因はシンプルで単なる凡ミスかもしれません。何かしらの負けた原因が発見できればラッキーだと考えて、次からは同じ事をしなければいいのです。
FXの勝敗は、最後は運が決めます。だからこそ運を正しく認識し、運を味方につけなければなりません。大事なことは、FXでの負けを受け入れること、負けた理由が見つかったら次は同じ事をしないこと、そして、負けてもいいが大けがをしないことです。
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