FXでは損切できないと勝てない

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FXでは損切りできないと勝てない

FXにおいて、損切りは
唯一自分でコントロール
できるものである。

FXは博打ではない。

そして、FXは勝率でもない。

値幅を取ることで稼ぐことが
できるのである。

FXには、損切りといって、
マイナスを最小限に抑えることが
できる機能がある。

これがあることによって
一発負けたら資金ゼロみたいな
デスゲーム要素はなくなる。

1万円を軍資金として用意していた場合、
損切りを設定していないと
際限なく負けてゼロになってしまうが、

3000円マイナスのところに
損切りを設定しておくと、
負けても7000円は残せる。

設定さえしておけば、
自分が画面を見ていなくても
指定した価格の位置で決済してくれる
便利な機能。

肉まで切らせなくてもいい、
爪を切らせて骨を断つ。

だから勝てる。

FXは上がるまで待てば負けることはない、と思ったやつ集合

理論上は正解である。

強制的に終了しない限り、
上がるまで待ち続ければ
負けることはない。

ただ、一日や二日で上がって
戻っていけばいいが、
半年や一年下がり続けることもある。

しかも、マイナスのポジションを
ずっと保有し続けるだけでも神経を使う。

負けないためにFXをやっているのか、
稼ぐためにFXをやっているのか
よく考えてみよう。

後者であれば、淡い期待は捨てて
潔く負けを認めること。

損切りは切腹ではない。

稼ぐためのリスタートなのである。

FXの負けには正義と悪がある

正しい負けと悪い負け。

その違いは何か?

FXは100%勝ち続けることは不可能。

なので、必ず負けも存在する。

負けるのは悪いことではなく、
勝利も敗北も知ってこそ一人前であり、
負けはとても重要なのである。

ただ、負けは負けでも
良い負け方と悪い負け方がある。

まずはそれを理解すること。

自分の決めたルールに従って
冷静に損切りをして、
次の取引に切り替えていくというのは
正しい負け方である。

FXでは自分の信条に沿った負け方は
悪い負け方でありNG。

当初の損切りラインを
ズルズルずらして、
神頼みで上がることを待つのは
もってのほか。

そんな時は必ず負けるし、
極悪な負け方である。

間違った損切り

損切りさえできれば、
勝ち続けることができる。

損切りできれば、
コツコツ積み上げてきた利益を
一撃で失わずに済む。

FXは1回の負けもなく
100%勝ち続けていくのは不可能。

絶対にどこかで負けるのである。

そこで大事になってくるのが損切り。

損切りとは損失を
最小限に抑えることであり、
負けを素直に認めることである。

だから損切りは、一時の感情やノリ、
損失額などではなくて、
明確な基準を持ってすべきだ。

損切りが下手な人は
値幅や損失金額で判断している。

何pipsマイナスになったら
損切りしようとか、

○○円マイナスになったから
損切りしようとか、

やっている人は今すぐやめろ。

なぜならこれは、相場ではなく
自分勝手な都合による損切だからである。

FXは自分の祈った方向に行くことは、
まずない。

何一つ自分の思い通りになど
ならないのである。

だから、あくまでも
相場基準で考えること。

どこに損切を置くのか?

損切りは自分のエントリー根拠が
崩れる場所におく。

つまり根拠なく取引している場合、
当然損切りもできないのである。

FX取引するのであれば
1から100まですべての行動に
常に根拠を持っている状態を作ること。

鉄則である。

FXで負ける理由は、
損切ができないかであり、
損切の場所を間違えているから
なのである。

つまり正しい損切ができれば
勝手に稼げるようになるということ。

たとえば、ダウ理論をもとにした
手法で取引を行う場合、
直近の高値を超えてから
エントリーするのが一般的だが、

その理由は、
次の高値が最高値になるからであり、
ダウ理論が継続する合図でもあるから
である。

そして、ダウ理論が破綻するときは
一つ前の安値を下に突き抜けて
きたときである。

だから損切は、その安値の少し下に
設置するのがただしいのである。

つまりは、こうなったら
この理論が破綻するということが
事前にわかっているなら、

その理論が破綻するところに
事前に損切を置いてあげればいい
だけの話である。

FXで稼げる損切りとは?

損切りは、スポーツでいう
受け身のことである。

損切りは勝ち確定の
攻撃にも使える。

損切りラインは常に
アップデートしていこう。

損切りラインを上げて
マイナスを最小限に抑えていくのである。

ただし、何の根拠もない感情、
たとえば○○円利益を確保したいから
損切りラインを変える、
などというのは当然NG。

損切りできない本当の理由

負けてるから、
損切りしないといけないと
頭では分かってるけど、

心と体が納得できずに
ずるずるとマイナスを
増やしてしまうのは
初心者あるある。

損切りできない人は、
損切り単体で治そうとするな。

損切りが適切な位置でできない理由は、
手法に根拠がないからである。

そもそも、ちゃんと勝てる自信と
根拠のある手法を使っていれば
自動的に損切りも、
ちゃんとした場所でできるはず。

この手法はこうなると負ける、
というところまで理解していれば
潔く損切りして切り替えできる
はずなのである。

損切りできない人は、
使っている手法に自信が無いから。

もしかしたらここから
戻るかもしれないと、
期待とお祈りをして
しまっているのではないか?

これ以上、マイナスを増やしたくない
というのであれば、
手法の確立から行うべきである。

人は合理的判断などできない

FXで負ける人に共通のヘタレ行動。

それはサンクコスト効果と
言われている。

おもしろそうと思って本を買ったけど、
ちょっと読んで微妙だった。

この場合、合理的な判断を
するのであれば、スパッと読むのを
やめるべきだが、

せっかくお金出して買った本だし、
我慢して最後まで読むか、

となるのがサンクコスト効果である。

FXでは、上がると思って買いで
エントリーしたけど、分析に反して
どんどん下がっていったとき、

本来ならこの時点で損切りすべきだが、
絶対に上がると自分の判断を
妄信してしまい、
損切りできなくなってしまう。

人は、時間、労力、お金を
かければかけるほど、

軌道修正をするのが本当に辛くなって、
思っている以上に合理的な
判断ができなくなる。

今、自分はサンクコスト効果に
嵌っているなと、
自分を認識できるだけでも
対策ができたりする。

まずはサンクコスト効果というものが
あることを受け入れよう。

損切りは自分の気持ちで乗り越えれない

損切りが、自分の気持ちで
乗り越えられると思うな。

エントリーと同時に、
損切りをセットして放置せよ。

自分主導でやろうとするから
精神的にきつくなるのである。

機械的に、自動ででやることによって
正しい位置で勝手に損切してくれる。

だから、画面を見なくても
気づいたら終わっている状態になり、
すぐに気持ちを切り替えることができる。

一回の取引で一喜一憂しないこと。

これがとても大事であり、
可能な限りメンタルを浪費しないよう、
損切りは仕組化・自動化をして
FX二の図むべきなのである。

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