悪い予感が的中するのはなぜか？

これはたいへん重要な話である。思考は現実化するというが、これは本当である。とはいっても、FXで金儲けしたいとか、プロ野球選手になりたいとかいう自分の心からの思考が現実化することは決してない。現実化する思考は「他人の思考」だからである。あまりかわいくないと思っていたアイドルが、メディアにもてはやされだんだんかわいく思えてくるというような経験があると思うが、それである。あの人お金に余裕あるんだろうな…と自然に思われれば自分はそうなるし、誠実そうだと思われれば誠実になる。本当にお金に余裕があってそう思われているケースもあれば、実は借金だらけだけどお金に余裕があると思われている人もいる。そして後者はいずれお金に余裕ができるのである。勉強できるからあの人医者になるんだろうなと思われていたとしても、時間がたつにつれ、あんまり勉強してないから医者は無理っぽそうだなと思われだしたらやっぱりそれは現実になるのである。FXにおいてエントリーした直後にこれは負ける、と確信することが何度もある。これはエントリーした自分を客観的に他人目線で見れているからであり、その思考は当然現実化する。他人の思考は現実化する。だから悪い予感は必ず的中するのである。ではどうすればいいかというと、常に他人の目線で自分を客観視することである。客観視して感じたこと、それが現実化するのである。もしFXで稼ぎたいのであれば、自分の行動を客観視して「こいつだったら稼げるな」と思えなければならない。「今はまだ無理だろうな」と思ったら永遠に無理なのである。数万円を元手にFXで稼ごうと思ったら国内口座ではどう考えても無理である。海外口座+豊富な知識+強靭なメンタルが必要である。客観的に見て欠けているものが一つでもあれば今すぐ填補しなければならない。