FX マーケット用語

FX

3大マーケットとは

FXにおいて、3大マーケットと言えば、
東京市場、ロンドン市場、
そしてニューヨーク市場のことです。

その中でも特に重要なのは、
ロンドン市場とニューヨーク市場。

FXの取引全体の約40%は、
ロンドン市場の中で行われています。

東京市場は5%、
ニューヨーク市場は15%ですから
ロンドン市場の重要さが
分かると思います。

さらに、ロンドン市場と
ニューヨーク市場が重なるとき、
FX取引が活発になり、
大きな値動きが生まれやすいです。

FX取引話尾する場合、
閑散とした相場の中では
絶対に取引をしてはいけません。

具体的には、日本時間の早朝などです。

全く値動きがありません。

値動きが活発な時間帯であれば、
仮に逆行したとしても、
その場合は損切りして
逆のポジションを持てば勝てます。

FXトレーダーは値動きが活発なときに
取引するというのが至上命題であると
理解してください。

東京タイム

東京タイムは、
朝の9時から午後3時です。

逆張りが優位性を発揮すると
よく言われています。

下がったところで買い、
上がったところで売りという戦略が
通用しやすいです。

ロンドン市場やニューヨーク市場は
一方向への値動きが生まれやすいので
逆張り思考だと損切りさせられますが、

東京時間はよく反転します。

ロンドンタイム

ロンドンタイムは、
午後5時から午前1時30分です。

サマータイム中は、
午後4時から午前0時30分となります。

FX全体の取引の40%が
ロンドンタイムで行われています。

特に注意が必要なのは、
ロンドンタイムの初動です。

ロンドンタイムの1時間前から入ってくる
ロンドンの勢力のことを
アーリーロンドンと呼んでいますが、

アーリーロンドンはとにかくヤンチャで
とにかく動きます。

東京タイムが終わってから、
ロンドンの初動で雰囲気が一変します。

ロンドンタイムの特徴として、
東京タイムの勢力の損切りを
つけに行く動きをしてきます。

NYタイム

NY(ニューヨーク)タイムは
午後11時30分から午前6時です。

サマータイム中は
午後10時30分~午前5時となります。

ロンドンタイムと
ニューヨークタイムが重なる時間は、
とにかく取引が活発になります。

ニューヨークタイムの注文の割合は
FX取引全体の15%なので、
ロンドンタイムが終わったら
閑散になりやすい。

FXで注意しておきたい時間帯

東京仲値

午前9時55分のドル円のレート、
これをその日のドル円のレートにすると
決めることを東京中根と言います。

一般的には、9時55分に向かって
ドル円は買われる傾向が強いです。

輸入企業はだいたい原油を買っており、
手持ちの円をドルに変えないといけません。

輸入の決済のために
輸入企業がドル買いをしてくるのが
この時間です。

ロンドンフィックス

ロンドンタイムの値決めのことで
東京仲値のロンドンバージョンと
考えて大丈夫です。

EUとイギリスの貿易が多いため、
ユーロポンド中心に行われます。

ロンドンフィックスの時間は午前1時、
サマータイムは午前0時がこの時間です。

値決め時間の1時間前、
午後11時前後から
ロンフィク特有の一過性の注文が来ます。

一時的な動きになりやすいです。

警戒しないといけないのが、
月末、期末、四半期末、年度末。末日は
様々な思惑が絡み合い、大きい値動きに
なりやすいので気を付けてください。

その他、FX初心者が知っておきたいマーケット用語

オプション

これは、対象の通貨ペアが
将来の特定の期日に、
今よりも上がっているか下がっているかを
予想するという投資スタイルです

上がると予想すれば「買う権利」を買い、
下がると予想するなら「売る権利」を
買います。

もし予想が当たれば
利益を受け取ることができますし、
外れてしまった場合は
利益はもらえません。

例えば、9月30日にドル円を111円で
買う権利を買います!という場合だと
将来に買いたい=今よりも値上がりする
と予想して権利を買い、

9月30日に、実際に
111円以上になってれば、
利益がもらえます。

オプションの価格が意識されればされるほど、
値動きがそのレートに収束していくという
特徴があります。

オプションの期限が近づけば近づくほど
オプションのレートに引き寄せられます。

オプションは上昇局面では
レジスタンスとして機能し、
下落局面ではサポートとして
機能します。

スポット末

月末最終営業日の2営業日前と
覚えておきましょう。

月末は値動きが乱高下しやすいです。

その注文の流れは、
月末の最終日の2営業前から
はじまります。

要するに、テクニカル分析が
あてにならない時期ということです。

月末リバランス

投資家が、持っているポジションの
バランスを整えることをいいます。

多額資金で運用している機関が、
上がり過ぎた株などの利益を確定し、
他の投資先に割り当てたりします。

得られるパフォーマンスに
差が出ないように調整していのです。

月末は、資金管理、ポジション管理を
入念に行うようにしましょう。

アノマリー

アノマリーとは、理由はないけど
この時期に来たらこういう値動きを
しやすいよね、という特徴的な値動き、
値動きの特性をいいます。

ある時期に特徴的な動きのことです。

リスクオン

みんながリスクを取りに行っている相場環境。リスク資産である株が上がっている状態。リスク音の時にどういう通貨が買われ、リスクオフの時にどういう通貨が買われるのかを把握しておく必要がある。株が上がっているとき、日本円は売られる。ドルはリスクオンの時に買われることもあれば売られることもある。金利によって変わる。

リスクオフ

みんながリスク取らない
状態のことをいいます。

株が売られ、
株が下がっている状態です。

株が売られたお金は、
債券やゴールドに資金が流れます。

債券

国債や社債のことです。

投資家がお金を貸してあげる行為で、
債権は基本的には元本保証です。

ただ、株と比べると儲けは
少なくなります。

ダウ平均

アメリカの代表的な株価指数です。

日本の日経平均株価のアメリカ版です。

構成銘柄はアメリカの代表的な30社。

マクドナルド、コカ・コーラ、
ナイキなどがあります。

30銘柄の「株価」の平均の数字です。

S&P500

アメリカ最強の500銘柄の
時価総額を平均して出した
株価指数です。

500銘柄の「時価総額」の
平均です。

アメリカの株価の指標として
見ている投資家は多いです。

ナスダック

IT系の成長企業が多い株価指数です。

グーグル、アマゾン、
アップル、マイクロソフトなどが
あります。

金利の上昇に弱く、
金利が低下する局面では
優先的に上がっていきます。

VIX

VIXは、恐怖指数といわれています。

上昇すると、株価が暴落する恐怖が
膨らんでいるということになります。

株価が下落、リスクオフの前兆で
何かしらのリスクオフ要因が
出てきている可能性があります。

株が暴落すると上がっていきます。

逆に、20よりも下にあると
株価は上がりやすいです。

VIXが11付近まで行くと
リスクオフ要因が出そうと
予想することもできます。

日経平均 日経225

日本株価225銘柄を平均化したものです。

ドル円の影響を受けます。

日本は輸出企業の割合が多く、
株価が上がるときは円安の傾向が
強いです。

ドル円のレート1円変わるだけで、
トヨタなどは300億から400億円、
利益に差が出ると言われています。

TOPIX

時価総額をベースにして出した
株価指数です。

東証一部に上場している
全銘柄が対象で数千社あります。

FX初心者は、まずこれからはじめよう!

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