動かないときに動いてはいけない

FX

動かないときに動いてはいけない。動くのは動き出してからで十分間に合う。相場が動いていないときにエントリーするから負ける。相場が動いていないとき、つまらないと感じてしまったらそれは依存症である。一刻も早く依存症から脱する必要がある。アメリカの指標発表時は暴れる。雇用統計やFRBなどのビッグイベントでないときのほうがむしろ重要。動いたときは取りやすく、負けても取り返しが効く。トレードはニューヨーク時間まで待て。アーリーロンドンとロンドンタイムは意地悪だが、ロンドンのお昼休みである19時もなかなかの意地悪。意地悪とはつまり逆に行きやすいということ。〇時45分も意地悪、57-59分も意地悪。気をつけろ。暇だからエントリーしてしまう。敵は相場でも自分でもなく「暇」。暇に勝てるよう何か対策を打たなければいけない。エリオット波動の三波目を取りに行く。それは正しい。でもエリオット波動の三波目は基本的に取れない。超難しい。そもそも三波目に気づけることが極めて少ない。割と取れるのは一波目か二波目。一波目は揉みあいの時点でエントリーするためギャンブルであり、しかも騙しが怖い。二波目は取れるpipsが少ない。三波目を取ろうと思ったら押し目で入る必要があるが、どのくらい押すのか見当もつかない。目立つ高値や安値、フィボナッチ38.2%や61.8%ライン、半値戻しラインなどでナンピンを重ねて初めて勝負となる。高い確率でエントリーの瞬間は自分が見ている一番短いローソク足の逆張りになる。動いているローソク足にカウンターパンチを合わせる感覚。だが逆張りは危険。短い時間足だと思って油断するな。カウンターをミスったときは持っていかれる。月足、週足、日足を見てもあまり意味はない。それよりも1分足や5分足を真剣に見よう。目の前の動きにすら対応できないのに1週間後や1か月後の動きに対応できるわけがない。FXはスイングトレードがベスト。だが、1分足のスキャルピングに近いデイトレードで勝てなければスイングでも当然勝てない。やり方は同じ。ただ時間軸が違うだけ。ダブルトップや三尊などのテクニカルは基本的にガセる。ガセじゃないと気付くのはいつも形が出来上がった後。だから、ダブルトップや三尊になりそう、というタイミングでエントリーするしかない。長い時間足の方が信頼度が高いのは間違いないが、ガセったときの損切りは致命傷となる。無理に狙うな。クロス円は動きが読めない。例えばユーロ円はドル円とユーロドルを掛け算した値段。基本的にドル円が上がればユーロドルは下がり、ユーロ円はジグザグする。ユーロ単体で動いているとき以外は触るな。ポンド円も同じ。メンタルは鍛えるのではない。むしろ崩壊させろ。金を稼ぎたい、儲けたい、と思っていたら一生金を稼げないし、儲けることもできない。金なんてどうでもいいと思っている真のメンタル崩壊者だけが勝っていける。金を稼ぐには人が嫌がることをする必要がある。トイレ掃除など他人が避けていることではなく、他人に嫌われることである。ビジネスで成功している人は必ず人から嫌われている。社長は嫌われているし、金持ちも嫌われている。人から嫌われることを平気でできる人間だけが金を得ることができる。ごく一部の人間を強烈にファン化させることができるからである。普通の心優しい人間は、幸せになれるのは間違いないが、金を得ることはできないのかもしれない。日常生活で嫌われる必要はない。相場の中では徹底的に嫌われろ。優しいだけでは一生うだつは上がらない。

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