損切と損切られは根本的に違う

損切できない人が勝てることはない。あらかじめ逆指値注文をしておき、そこに値段が到達したら自動的に損切となるようにすることを損切ができていると勘違いしてはいけない。それは損切られである。損切貧乏はありえない。あるのは損切られ貧乏である。損切は価格が思っていたのと逆方向に行ってしまってからするのではない。逆に行きそうだと「思ったとき」にするものである。損切りした結果、思惑方向にやっぱり伸びていったとしたらそれは損切りが下手だということだから、徹底的に練習しなければならない。また、思っていたよりも時間がかかって動かなくなってしまったときも損切である。エントリーポイントが悪い。いずれにしても損失は最小限で済むはずだから、何度も何度も損切りしてうまくなるしかない。損切られてばかりだと一生上達しない。一刻も早く本当の損切をマスターしよう。