FXにおいて長期的な方向性は
ファンダメンタルズなどの
影響を受けますが、
今この瞬間、上下どっちにいくのか
というのは完全な偶然であり、
運ゲーであると言えます。
勝っている人がエントリーすれば
何か変わるというわけではありません。
ですから、FXで勝つか負けるかを
構成する土台はすべて、
運に左右されると言えます。
FX、とくにデイトレやスキャルなど
短期でレバレッジをかけてする取引で
勝つには運を生かす知恵が必要であり、
それこそが本当の技術であると
思うのです。
FXのような勝負事は
勝たなければおもしろくありません。
「FXで勝とうとしてはいけない」
などという悟りの境地的見解は、
負け惜しみとしか思えません。
小心者、気の良い人、かっこつけなどが
良く負けるタイプです。
デモトレードからはじめたり、
少額ずつ入金を繰り返している人で
勝っている人を見たことがないのは
そういうことです。
確固たる勝つ意志がない人に
運など来るはずがありません。
勝つためには、
運を引っ張り込む必要があります。
FXの知識レベルや
手法に関していえば、
勝っている人と負けている人の
差はほとんどありません。
大口であろうが個人であろうが、
だれがやることも
そんなに変わりはないのです。
しかし、必ず差は出ますし、
その差は大きな差です。
そしてそれは紛れもなく実力差であり、
ツキの差=実力差なのです。
人工的に常にツイている状態に
持っていくことができる人こそ
真の実力者です。
人工的にツイている状態に
持っていく方法は3つです。
①自分の運を測定する
②エラーをしない
③落伍者の逆を行く
①自分の運を測定する
エントリーして負けた。
これは勘が悪かっただけで
運がマイナスになったわけでは
ありません。
運の測定は簡単ではないのです。
早く目的地に着きたいのに
なぜか信号に引っかかる、
などちょっとしたことでも
常に敏感に感じ取り、
根気よくいつも、運の測定を
繰り返す必要があります。
ツイているときには
何の工夫もいりません。
自然の成り行きに任せるのが
最善手です。
逆にツイてないと判断したら
徹底防御です。
どんなに良さそうな相場であっても
エントリーしてはいけません。
ここで誘惑に負けるようでは
一生負け組です。
教科書とは真逆の話になりますが、
極論、相場がどんな状態か、
トレンドなのかレンジなのかなどは
実はどうでもよく、
むしろ自分の状態がどうなのかを
徹底的に分析し、
把握する必要があるのです。
②エラーをしない
負けがこんで腐りきって
ロットを上げて乱射などは
もってのほか。
運にはまったく関係のない負けと
致命的な負けがあるということを
必ず覚えておいてください。
また、含み益が出ていて、
まだまだ伸びそうであり、
相場の状態もすこぶるいい
にもかかわらず、
額面が目標額に届いたからといって
利確してしまうのもエラーといえます。
勝つにしても運をよくする、
あるいは維持する勝ち方と
運を失う勝ち方があることも
併せて覚えておく必要があります。
③落伍者の逆を行く
FXトレーダーの90%は
負け組と言われています。
その90%はなぜ負けるのか?
知識がないわけではありませんし、
エントリーが悪いわけでもありません。
負けるポイントで
しっかり負けているのです。
負けるポイントはいっぱいあります。
たとえばこんな風に負けるわけです。
負けパターンを理解することで
落伍者の思考が分かり、
その逆を行くことができる。
つまり人工的に常にツイている状態に
持っていくことができるのです。
FXは運ゲーです。
一段上の実力者である大口は、
ときにイカサマも使ってきます。
FXではこの運ゲーに
勝たねばならないわけで、
勝つためには運を理解することが
とても重要なことなのです。
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