大損を避けよ

FX

大損を避けよ

投資家であれば誰しも大損など
したくありません。

私も嫌です。

ところが多くの投資家たちは
大損を避けたいと思いながら、

自分がそのような状況に陥ることは
決してないと考えているかのような
売買をしてしまいます。

含み損がどんどん拡大しているのに
ナンピンを繰り返して、
いつか含み益に転換し利益を得られると
こだわってしまったり…

自分が大損となるような結果になることは、
一生ないと無意識で考えている
ということです。

しかし相場はそんなちっぽけな
一投資家の思い通りになんか
なるはずもありません。

だから、いくら含み損拡大しても
自分のポジションにこだわる
投資家というのは、継続した成功を
することが出来ないのです。

損は切るもの

損切りが難しいなどと言っているうちは、
まだ駆け出しです。

損は切るもの。

アゲインストのポジションは、
持ってはならないもの。

アゲインストのポジションからは、
まともなものは何一つ生み出せません。

必要以上のエネルギーを浪費させ、
相場観を狂わせ、機会利益を減少させ、
ひいては取り返せないほどの
損を抱える危険をはらんでいるのです。

うまくいっていないポジションを
持っているときのプレッシャーは、
異常な緊張感があるものです。

だからこそロスカットは早く。

それがサクセスのカギです。

FXトレーダーは待つのが仕事

という有名な言葉がありますが、
これは真実です。

FXトレーダーに与えられる選択肢は
「買う・売る・待つ」の3つしかありません。

そして、ほとんどの時間を
「待つこと」に使います。

トレーディングでお金を儲ける方法は
2つあります。

小さなポジションで
大きな動きをとらえるか、

大きなポジションで
小さな動きをとらえるか。

利益を増やすにはトレードを厳選し、
仕掛けるのにベストなタイミングを
待つことが重要であり、

あなたを破滅に追いやるのは
あわてて仕掛けた悪いトレードなのです。

大金を稼ぎたいのなら、
待つことを学びましょう。

リスク:リターン=1:1

100万円稼ぎたいと思っているが、
損失は1万円程度にしたい…。

そんなむしの良い話はありません。

リスクとリターンは常に同額なのです。

ポジションサイズは、
ほとんど時間の無駄のように思えるくらい
小さく保つようにしましょう。

小さいことを積み重ねるのが、
とんでもないところへ行く
ただ一つの道です。

「FXで簡単にお金が儲けられるなら
 誰も働きに出ることはしない」

「投機は、人に使われて働くことより
 苦しいことだから、
 みんなが働きに出ている」

一刀を極めよ

一番ダメなのは、売りと買い
どちらもこなそうとすることです。

チャートを眺めていると、
ここで買って値上がりで利食いして、
空売りを入れて値下がりで利食い…

簡単に見える事もありますが、
そんなに簡単なものではないのです。

往復で取れたら効率が良いでしょうし、
それが理想ですが、人間そんなに
器用動くことはできないのです。

買いを極められないのに、
往復で利益とか考えが甘いです。

そう心に刻んで、一刀を極めることを
お勧めしたいです。

成功も失敗も気にするな

「私は3秒前に犯した失敗は
 まったく気にしない。
 私が気にするのは、次の瞬間から
 何をしていくかということだけだ」

FXでお金を増やしたいと願うなら、
テクニカル要素だけで動く
単純なトレーダーに徹するべきです。

決してエコノミストやアナリストに
なってはいけません。

重要なのは損失管理なんです。

優秀なトレーダーたちは
損失管理をやっています。

利益のことは心配していません。

守りが固ければ負けることは
ないからです。

うまくいかなければ、
早めに損切りします。

小さいロスを何回も重ねることになりますが
それでいいのです。

1つのトレードが終わった後に、
まだ1000のトレードが控えていると考えたら、
1つ1つのトレードが、途端に
取るに足らないものに思えてくるのです。

ある1つのトレードが成功したか、
それとも失敗したか、
そんなことは気にする必要がないのです。

ただのトレードなのですから。

トレードはゲームである

FXトレードはメンタルゲームです。

トレーダーは欲や恐怖、
不安といった感情に向き合い、
コントロールできるようにならないと
いけません。

感情に飲み込まれると身を滅ぼします。

相場は失策の続くゲームです。

プロは、自殺点を何点も決めながら、
この奇妙なゲームに、最終的には
勝ち越すのです。

勝っても、負けても、皆自分の欲しいものを
相場から手にいれることになります。

『負けるのが好きなように見える人もいる』

だから、彼らは負けるを手に入れるのです。

いかに小さく損を切るか

利益を出せない初心者が考えるべきは
「いかに儲けるか」ではなく
「いかに小さく損を切るか」
というところにあります。

プロは大きな損をしないことを
考えているから利益が残り、

初心者は利益を取ることだけを
考えているから損が増えていく
ということです

含み損は、金銭的なロスと
時間的なロスの二重の損失です。

ストップロス注文をいれなくても
相場が戻って助かることも多いので、
多くの市場参加者は
ストップロス注文を置いていません。

ストップロス注文を置かなくても
助かってしまうことを繰り返していると、

レバレッジのかかった取引では、
半年から1年に1回の大きな下げ局面で
証拠金の多くを失うことになるでしょう。

チキン利食いでは大金持ちに慣れない

fxで儲けるとは、
含み損が解消するのを待つのではなく、
含み益を大きく伸ばすことです。

小幅な利食いを重ねて
大金持ちになった人はいません。

大きなチャートによって
相場観を磨く必要があります。

リスクを管理し、かつ
トレンドに乗るようにしましょう。

FXでチキン利食いしてたら一生勝てない

うまくいかないときにどうするか

勝っているときは何も問題ありません。

問題は、何もかも
うまくいかなくなったときに
どうするかが重要です。

トレードも他の仕事と同じです。

一生懸命働き、時間と努力を注ぎ込めば、
ツキはまわってくるものです。

投機家の最大の敵は自分の中にいます。

人間の本性として、
人は強欲と恐怖心とは無縁では
いられません。

相場に勝つ必要はありません。

勝つべき相手は自分自身なのです。

追証厳禁

マージンコールと
決して出合ってはいけません。

マージンコールとは担保が不足し、
追加担保(追証)を求められることです。

予想が外れた時には、
早めに損切りして、損を最小限に
とどめるようにするべきです。

追証を求められるまで頑張るのは
大間違いです。

予想が外れた時、どの時点で反対売買して
手仕舞うか迷うところですが、
理想を言えば、追証が発生する前に
手仕舞いすべきです。

損大利小で負けるのは当たり前

ほとんどのトレーダーは、それ以上損が
大きくならないことを願いながら、
損の出ているポジションを余りにも
長く持ち過ぎています。

一方で利益がなくなってしまうのを恐れて、
利喰いは余りにも早く入れてしまいます。

本当は全く逆で、トレーダーは
大きく損することを恐れ、
大きく利益を出すことを
願わなくてはいけません。

ポジションから発生する含み益が
拡大することは、何の問題も無ありません。

むしろ含み益を拡大することが
できなければ駄目なのです。

トレードは50%の確率で勝てる
と思ったら大間違いです。

たった2~30%の確率でしか勝てません。

だから、勝ったときにどういうふうに
勝つか考えなければいけないのです。

損大利小になってしまう、
それはあなたの考え方の根本が
間違っているからです。

含み益を切って含み損を持ち続ければ
損をするのは当たり前のこと。

利益を上げる基本は

「含み損を切って、
 含み益を持ち続けること」

にあります。

トレードは基本的な考え方が
間違っていればテクニックでは
補いようがありません。

利益以上の損失を出せば、
資金は減っていく。

これは簡単な引き算で
小学生でも分かることです。

ならば資産を増やすには
どうすれば良いのか?
ということも誰にでも分かるはずです。

損失をいかに小さく抑えるか、
これこそがキーポイント。

ここに気づくかどうかで
成功者になれるかどうかの
分かれ道となるでしょう。

成績が一変するのは、正しい判断を
どれだけ数多く下せるか
ということではなく、

勝てるトレードで得る利益を
どれだけ膨らませ、

負けるときにどれだけ損を
抑えられるか

ということの方が重要だということを
理解したときからです。

勝率は高くても50%にすぎないけれど、
判断を誤った時の損失より、
正しかったときに上げる利益のほうが
多ければ、自然と資産は増えていくのです。

最も強力な敵は恐怖心

お金を失うという恐怖は、
命を失うという恐怖と
同じ脳の部位で処理されることが、
脳生理学的に解明されています。

私たちの恐怖は、利益を小さくし、
損失を大きくする方向へ、
いつも働いています。

これを損大利小といって、
投資ではいつまで経っても
儲からない行動の典型とされます。

恐怖心と強欲は投機家の心を
かき乱す最も強力な敵です。

この悪魔たちを退治するのは
どれだけ多くの時間をかけたとしても、
かけすぎることはありません。

調子に乗るな

覚えていてほしいことがあります。

強い上昇相場の時は
誰でも儲けることができますが、

そのときに

「私は株の天才だ」

などといった思い違いは、
絶対にしないこと。

以下のポイントを胸に刻んでください。

1.1日で取り返せない損はしない。
2.利確、損切りに固執するから判断を誤る。
3.損した金銭はすぐに取り返せるが、
  大損切りで壊れたメンタルは修復できない。
4.チャンスに備えた資金とメンタルがあれば、
  勝ち続けられる。
5.100戦100勝という不可能を求めるな。

FX初心者が勝つために必要な16の思考・行動パターン

相場の原理原則

【相場の原理原則】
①絶対うまくいきそうに見える時は
 絶対うまくいかない。
②大きな建玉は大きな問題となる。
③将来のことは誰にも分からない。
④間違っていた時,
 トントンにしようとするな。
 損切ること。

素人トレードの問題点

千円で利確するなら、
損切りも千円の損で切って
しまいましょう。

多くの人は、利益は千円で確定して、
損切りは1万円、2万円、十万円、
と損を大きくしてから切っていしまう、

これが、素人がトレードで
利益を上げられない最大の問題点です。

不測の事態は次々起こる

相場では、不測の事態や
不可能と思われることが
次々と起こります。

利益を狙えば損失も一定は出ると
理解しましょう。

値動きを100%予測できない限りは、
必ず損失が発生するものなので、
ある程度の損失は許容するという
姿勢が非常に重要になります。

間違いをしでかした時、
どうすればよいのでしょうか。

答えは簡単です。

即座にポジションを切るのです。

間違いは間違い、
時間は間違ったものを
正しくしてはくれません。

損切り貧乏を回避せよ

ロスカットがあまり頻繁に
ヒットしてしまうと、
かなりの費用となってしまいます。

ロスカットの頻発を防ぐには、
ストップ・ロス・オーダーの値幅を
大きめにし、

逆にポジションサイズを
小さくすることで、
1トレード当りのリスクを
限定出来ます。

意外に遠くて、簡単には
値が付かないようなポイントに
ストップを置く。

方向が正しいのであれば、
簡単にストップがヒットして

仕方なく手仕舞いせざるを
得なくなるという事態を避けながら、
チャンスを最大限に生かしています。

FXは世界で最も魅力的なゲームである

マーケットは、切羽詰まった状況から
生まれる不注意さを決して許さない、
非情なところです。

FXは世界で最も魅力的なゲームです。

しかし、怠惰な人や
感情をコントロールできない人、
それに手っ取り早く儲けようなどと
思っている人は、

絶対に利益を上げることは
できません。

市場は変わらない。

変わるのはその顔ぶれです。

損を放置しておくというのは
多くの投資家が犯す一番深刻な
間違いです。

素早く損切りするという哲学は
大衆には理解されにくいのかも
しれません。

進んで損切りできないのなら、
FXはやめた方がいい。

ブレーキのない車を運転するのですか?

トレードをするに当たっては、
予想をして当てることも大事ですが、

それよりも重要なことは、
予想が外れたときや、
突発的なことが起きたときの
危機管理なのです。

FX初心者は、まずこれから始めよう!

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