FX初心者はチャートパターンの丸暗記で負ける

FX

独学でFXをやってボコボコにされる人の特徴

チャートはすでに更新されており、
過去のデータと同じ動きをする
ということはない。

だから毎回しっかりと
分析する必要がある。

負け続ける人は、絶対勝てる必殺技や
正解を探している。

その状態は思考停止。

仮説検証こそが重要なのである。

FXにおいては負けた原因は、
自分にあると仮定して初めて
仮説検証のステージに立てる。

今回は運が悪かった、
自分は悪くないで片づけないよう
注意しよう。

ダブルトップ

FX初心者でも勝ちやすくて
わかりやすいポイントがある。

FXでは、上下にジグザグしながら
チャートが進む時があって、
ローソク足の一番上や一番下を
結んでいくと、斜めの線が引ける。

これをトレンドラインという

トレンドラインを引くことによって、
エントリーした瞬間に逆方向に行く
という凡ミスを防ぐことができる。

下の線をサポートライン、
上の線をレジスタンスラインという。

FXのトレンドは、
ずっと上がり続けるわけではなくて、
上がったり下がったりを繰り返す。

トレーダーはこの波に
いかに乗れるかが重要であり、

このトレンドが
上から下に変わる瞬間が
一番アツいエントリーポイントとなる。

トレンドが上から下に代わる瞬間、
ここにダブルトップという形が
出現する。

これが出たら逆方向に進む合図。

これの見分け方は、

1
相場がレジスタンスラインに
跳ね返される

2
それでも相場が
レジスタンスラインを越えようと
再上昇する。

3
けど、落ちてくる。

4
1回目にレジスタンスされたときに
落ちたポイントより下がったら
そこから下降トレンド。

ただ、このような教科書通りの
ダブルトップはまず出現しない。

本物と偽物は、経験を積んでいけば
見分けられるようになる。

ヘッドアンドショルダー

FXにおいてのチャンスタイム、
それはヘッドアンドショルダー。

これはチャートの値動きが、
人の頭と左右の肩みたいに
見えることから名づけられたもの。

ヘッドアンドショルダーは
トレンドの終わりを知らせる形であり、
上昇トレンドが下降トレンドに
転換するときに出てくる。

ここに気づければ、
売りで大きな利益を獲得できる。

初心者は、リアルタイムのチャートで
見つけるのが意外と難しくスルーしがち。

コツとしては、

1
まずネックラインに線を引く。

2
2つ目のショルダーができた後に
ネックラインを下抜けしたことを確認。

3
ここでエントリーするのは実はまだ早く、
てまたネックラインまで戻るのを待とう。

4
ネックラインではじき返されたことを
確認した時がチャンス。

5
ここで売りエントリー

こうすると利益が取れる確率が高い。

FXはチャートパターンだけで判断すると負ける

ダブルトップやダブルボトムなど、
このチャートの形が出てきたら上がる、
下がるというサインがあるが、
そのサイン単体で判断しても勝てない。

例えばダブルトップができたからと言って、
思考停止で売りでエントリーはNG。

必ず上位足の方向を見ること。

もし大きい上昇トレンドになっていた場合、
下位足でいくらダブルトップが
出ていたとしても無意味で
完全スルーでそのまま上昇を続ける。

この場合のダブルトップ部分は、
ただ上位足での押し目形成準備に
過ぎないからである。

上位足を見ている人からすれば
格好の買いエントリーチャンスとなっており、
上昇エネルギーが蓄積されていくだけ。

FXは、原則として大きな流れには
逆らうことができない。

上位足が支配する世界であり、
下位足に拒否権はない。

だから1つの時間足で判断するのはNG。

まずは上位足の状況を確認してから
下位足の分析を進めていくべき。

常に両方の足の動きをチェックしよう。

押し目買いしても負ける

押し目というのは、
上昇トレンド出あがっているときに
一時的に下がる場面のことを指していて、

この押し目を狙って買うことを
押し目買いという。

一般的には、押し目買いをすれば
ここからグンと伸びて稼げると
言われている。

ただし、下位足で押し目買いをしても
負けることになる。

5分足で押し目を発見したとしても
4時間足など上位足を見た時には、
ちょっとしたノイズでしかない
というパターンが多く、

エントリーしても高値更新できずに
そのまま下がっていってしまう。

そうなると実際に上がる前に
損切になってしまって終了である。

押し目買いは、上位足でしっかりと
押し目と確認できる場面で買うこと。

上位足で押し目になっているということは、
下位足では下降トレンドから
上昇トレンドへ転換する
タイミングになっている。

下位足の押し目では
下位足を見ている人しか買わないため
なかなか価格が上がっていかない。

上位足の押し目では、
下位足のトレンド転換で買う人と
上位足の押し目で買う人がいるので
利益がグングン伸びていく。

勝ちたい人は複数の根拠を持つこと。

FX初心者が押し目買いで勝つ方法

リターンムーブを待てるかどうか

FXではこの形が出たら
上がる・下がるという
チャートパターンがある。

ただし、チャートパターンだけ
覚えても全く勝てない。

ダブルトップは、上昇トレンド中に
「M」のような形が出てきたときの
チャートパターンのことで、

これが出たら、
1回目の安値の反発しているところから
ネックラインという線を引いておき、
それを下に突き抜けたら売りで入れ、

というサインだが、
教科書通りにはいかない。

ダブルトップではネックラインを
下抜けした後、
もう1回ネックラインあたりまで
戻ってくる習性があり、

そこからタッチ&ゴーで下がっていく
リターンムーブという動きが出る。

取引するのであれば、
これを待ってエントリーした方が
確実性が高い。

リターンムーブは高値も安値も
切り下がっている状態となり、

ダウ理論で言う下降トレンドの
完成状態ということになるため、
下に行く根拠が強い。

こうなると安心して売りで入れるし、
逆にこれくらい根拠が強くないと
エントリーしない方がいい。

チャネルラインのブレイクについても
同様である。

チャネルラインとは、
上昇トレンドがあるとすると
高値どうし、安値どうしを
平行になるように結んだ線のことで、

これを引くことによって
トレンドの勢いや幅を
分かりやすく確認することができる。

稼ぐときは、
この平行線をブレイクしに来た
タイミングで仕掛ける。

高値がチャネルラインまで
届いていない場合、
上昇の勢いが弱くなってきたと
判断できる。

さらに高値が切り下がって
手前の高値を更新できないと、
どんどん加工の勢いが強くなり、

安値のチャネルラインを割ると
下降の合図となる。

だが、チャンネルラインを割った瞬間に
エントリーするのはやや危険である。

チャネルラインまで戻ってくる
リターンムーブを待って
エントリーすることが重要。

FX初心者がダブルトップを狙っても勝てないわけ

ダブルトップについて、初心者は、
山が二つできたら下がるんでしょ、
くらいの意識でしかない。

ダブルトップなどの
チャートパターンというのは、

ダウ理論の動きを
誰にでも分かるように
テンプレ化したものに過ぎない。

だから、ダブルトップと言っても
高値や安値の位置をしっかりと
確認しなくてはいけない。

ダブルトップにおいて、1つ目の高値より
2つ目の高値が上にある場合、

つまり高値を更新しているダブルトップは、
まだ上に行く勢いが強い。

だからこの状況ですぐに下がる可能性は低く、
一度ネックラインを超えても
リターンムーブになる可能性が高い。

ネックライン抜けで
素直に下がる確率が高いのは、
高値が切り下がっているダブルトップ。

この場合は、
リターンムーブがほとんどなく、
垂直に下がっていくことが多い。

三尊

三尊は、ヘッドアンドショルダーの
ことである。

三尊は、的確にトレンドパターンを
狙うためにマスターすべき
チャートパターン。

三尊が完成する前の段階だと、
高値と安値がどちらとも切りあがっており、
上昇トレンドが継続している状態。

ここから下降トレンドに
切り替わるためには、

まず次の安値が、
最高値のひとつ前の高値よりも
下に来ることが必要である。

ここで初めて上昇の勢いが弱くなる。

根拠としては、
上昇トレンドの安値を結んだ
トレンドラインを下に抜けてくること。

この時点では安値を切り上げており、
買いを入れてくる人もいるため、
いったん上がってくる。

ただ、トレンドラインを
割ってしまっているため、
安値ラインの裏にタッチした瞬間に
リターンムーブして落ちていく。

高値は切り下がっているため、最高値の
押し安値とトレンドラインを割った時の
安値を結んだラインを抜けたときに
三尊が完成し下降トレンドに転換する。

三尊は、中身の理解が重要なのである。

FX初心者は、まずこれから始めよう!

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