ローソク足分析>テクニカル分析

FX

初心者はついテクニカル分析から
勉強しがちなのですが、
FXの3大要素を理解していれば、

ローソク足 > テクニカル

ということが分かってきます。

FXの三大要素とは、価格、時間、
そして、リスクです。

■価格

FXでは、ローソク足を使って
価格の変動を表示していきます。

日々の値動きが、
ローソク足一本一本に示されており、

ここからいろいろな情報を
読み取っていくという
作業をしないといけません。

テクニカル分析も重要ですが、
まずはこの価格の分析

=ローソク足の分析

が大事です。

ローソク足分析>テクニカル分析

■時間

次に大事なのが、時間です。

例えば日経平均の月足を
自分で見てみてください。

日経平均株価が、
大体13か月周期で動いている
というのが分かります。

実は2000年以降、
今でも続いているサイクルなのですが、

こうした法則性を見つけるにより、
前回の高値安値から13ヶ月前後の動きを
注意しないといけないことが分かります。

こういうことを知るだけでも
相場を見るのに役に立ちますので、

ぜひ時間の分析が、FXにおいて
一つの大事な要素であるということを
知っておいてください。

■リスク

最後がリスクです。

金融におけるリスクとは、
危険という意味ではありません。

リスクとは、

わからない不確実なこと

という感じで訳されます。

どういうことかというと、
たとえば

「FX ドル円リスクあるよね」

といった場合、これはドル円が
円高になるのか円安になるのか
誰にも分からないということであり、

この分からない状態のことが
リスクのある状態だと言います。

預貯金も一応リスクはあります。

ただ銀行にお金を預ければ、
年間大体0.0何パーセントで
利息がつきます。

不確実よりは確実に近いため、
リスクが低いということになります。

不確実な程度の大きさによって
リスクが大きい、小さい、
という風に考えるのが
金融のリスクです。

FX の場合は、
ある程度円高になるのか
円安になるのか、

この通貨は高くなるのか、
安くなるのかなど、

不確実度合い(=リスク)を
管理していくことが重要になります。

リスクとリターンっていうのは
トレードオフの関係にあります。

トレードオフとは、

リスクをたくさん取ると
上手くいけばリターンが多く、

リスクを少なくすると
うまくいってもリターンは少ない、

という関係のことです。

上がるのか下がるのか、
わからない程度が大きいと

うまくいった場合には
大きな利益を得ることができ、

ちょっとしかリスク負いたくない
というのであれば、

うまくいった場合でも
リターンは少ない

というのがハイリスクハイリターン、
ローリスクローリターンの関係であり、

決してリスク少なくリターンが大きい、
つまりローリスクハイリターンという
都合のいいことはない

ということをしっかりと
理解してください。

★分散する(投資先・時間)
★ロスカット(いつ、いくらで)

FXで取引した以上、
このリスクは常に付きまといますが、
管理することは可能です。

管理のポイント1つ目は、
「分散する」ということです。

一つの通貨に全額投資するのではなく、
いろんな通貨に投資をすることにより、

一方は上がり、他方が下がるなど、
いろいろなな値動きの中で
収益を安定させるという
やり方があります。

また、時間を分散させる
というのも大事です。

今がチャンスだと思っても
それはチャンスじゃない
かもしれません。

高い時、安い時、
そういったところで少しずつ
買うことによって、

平均購入単価を低く抑えることも
できるという、時間の分散も
意識しておきましょう。

二つ目は
「ロスカットをきちんと行う」
ことです。

ロスカット(損切)というのは、
ある程度自分が決めた金額、

ここまでだったら辛抱できるけど
これ以上下がってしまったら
影響が大きい場合、

パッと売却して
ポジションを解消することです。

損にはなりますが、
あらためて0からやり直しましょう。

ダラダラしていると、
損が拡大していく可能性もありますし、
ポジションを持っているばっかりに
チャンスを逃してしまうかもしれません。

自分の思惑と反対になった場合には、
ロスカットいつ、いくらでやるか
ということをしっかりと
管理をしてください。

FX初心者は、まずこれから始めよう!

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