連敗続きでFXで損失が膨らんできて、
もういよいよって状態になった時に、
人は全力ハイレバで一か八かの
大勝負に出ます。
これは人間の本能であり、
抗うことはできません。
プロスペクト理論というそうです。
とにかく損失が嫌すぎるから、
それを解消するためにできることは
何でもやるっていう
一種の錯乱した心理状態。
エントリータイミングは無茶苦茶だわ、
利確すべきなのにプラマイゼロに
こだわって引っぱっちゃうわ、
損切りすべきなのに
ロスカットまで耐えちゃうわで、
これまで頑張ってやってきたことを
すべて無にするような行動に
出てしまいます。
だいたいこういう場面における
最後のポジションがそれです。
散々逆張りロングで逆行されて、
そこまで言うなら
ショートで入ってやんよ！
とハイレバ全力Sした直後、
待ってましたと言わんばかりの
タイミングで火柱が上がる。
そりゃ負けるよなって話で
ベスト3に入るレベルの
FX初心者あるあるです。
こんなことをやっていたのでは、
どれだけお金があっても足りません。
プロスペクト理論は本能ですから、
どれだけメンタルを鍛えようが
克服するのはムリ。
上手に付き合っていくほかありません。
ポイントは、
「ハイレバは仕方ないが、全力はやめる」
ということです。
脳みそでどれだけ
ハイレバはダメって思っていても、
人はやってしまいます。
これはもうしょうがない。
ただ一発勝負ハイレバ「全力」ポジを
取ってしまうと、負けたら即退場に
なってしまいます。
それだけは絶対に
避けなければいけません。
海外FXであれば
複数口座を開設できます。
もし自分が
「ヤバいな、ハイレバ全力
しちゃいそうだな」
と思ったら、機械的に
資金移動するようにしてください。
そこに使う分だけの資金を入れて
取引するのです。
一か八かのハイレバ勝負すると
当然負けますけど、
致命傷一歩手前で生き残れます。
FXは生き残ったもん勝ちです。
ただの延命措置かも知れませんが、
退場するよりはましであり、
生き残ることでチャンスが
巡ってくるかもしれません。
FXで少額で成り上がるためには、
ここぞという時にハイレバで
リスクを大きくとり、
一発を狙う必要があります。
ただし、絶対に退場してはいけない。
プロスペクト理論にモロ当てはまる
状態になった時は、
抵抗しても無駄なので
上手くかわしながら、
とにかく生き残ることだけを
考えてください。
まずは生き残れ、
話はそれからです。
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